Press release

エボニック、米・マテリア社との特許権侵害訴訟に勝訴

2017年10月30日

エボニック・インダストリーズ(本社:ドイツ、エッセン)は、2017年1月、米国デラウェア州ウィルミントン連邦地方裁判所の陪審裁判において、マテリア社(カリフォルニア州パサデナ)を相手どり7年にわたって争ってきた特許権侵訴訟に勝訴したことをお知らせします。裁判所は、マテリア社に対し、特許権侵害行為によりエボニックの権利を侵害した全期間においてエボニックが被った損害、またこれに、同行為により直近会計期間中エボニックが被った損害を追加し、エボニックに対する150万米ドル超の損害賠償の支払いを命じました。2017年8月10日、同裁判所はエボニックに対し、エボニックが保有するNHC(N-複素環式カルベン)配位子を含むオレフィンメタセシス触媒に関する米国特許第7,378,528号(528号特許)が完全に有効であることを再確認するとの略式判決を言い渡しました。

さらに同裁判所は8月10日、マテリア社に対し、同社の保有するメタセシス触媒製品のうちいわゆる「第二世代Grubbs触媒」を含む50製品を対象に永久的な差止命令を言い渡しました。

一方、マテリア社は、エボニックの「528号特許」に触れる触媒製品を対象とし、エボニックから非排他的ライセンスを取得しました(2017年8月10日発効)。なお、同契約の有効期限は当該特許が存続期間を終える2019年3月です。両社による共同申立を受け、同裁判所は2017年10月13日付で先の永久的差止命令を停止しました。

なお、本件についてエボニックの代理人はReedSmith LLP弁護士事務所(米国デラウェア州ウィルミントン)が務めています。

エボニックの工業用触媒製品は、生命科学およびファインケミカル、工業および石油化学、ポリオレフィン市場分野における特殊触媒、受注生産触媒、触媒成分の生産で世界トップクラスの製品群です。弊社では、メタセシス触媒製品であるcatMETium® RFも提供しています。

(本プレスリリースは2017年10月16日ドイツで発表されたものを翻訳しています。)

 

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