Press release

エボニック、骨固定用デバイスの性能を向上するRESOMER® Compositeを発売

2018年4月24日

• リン酸カルシウムの骨伝導性と、加工性に優れたペレット状の既製品RESOMER®バイオポリマーを融合
• 特長となる力学的性質(正確な分解率や調整可能な弾性率など)によって応力遮蔽を低減し治癒の加速化を促す

エボニック インダストリーズ(本社:エッセン、ドイツ)は、医療機器メーカー向けに整形外科用途で使用される新製品RESOMER® Compositeの第一号製品を発売します。

リン酸カルシウム系添加剤の骨伝導性を、市場をリードする生体吸収性ポリマーRESOMER®のポートフォリオに融合させることで、エボニックは、医療機器メーカーへのサポートをさらに強化し、骨の治癒や成長を目的とする整形外科用途での性能を向上させることが可能となりました。

RESOMER® Compositeは、正確な分解率や、自然骨に適合するように調整可能な弾性率などの力学的性質を特長としています。このような特性により、干渉ねじ、縫合糸アンカー、骨折治療用の固定プレートといった骨固定用デバイスの応力遮蔽を最小限に抑え、患者の治癒を早めることができます。

RESOMER® Compositeから、ハイドロキシアパタイト(HA)、β−リン酸三カルシウム(β-TCP)、二相性リン酸カルシウム(BCP)などのリン酸カルシウム材を使った規格品とカスタマイズ可能な製品グレードを発売します。RESOMER® Composite L 210 S plus 25% HAを第一号として発売し、さらに規格品グレードとしてβ−リン酸三カルシウム添加剤を使用した製品も年内に発売予定です。

RESOMER® Compositeは、添加剤の均一分散工程が容易なペレット状で販売されます。またX線透過性の特徴があり、X線機器への影響を避けることもできます。

「コンポジット材の新製品ラインは、リン酸カルシウムが持つ骨伝導という特性と、30年にわたり蓄積されたRESOMER®ポリマーの機能性、生体適合性、安全性、安定した供給の実績を組み合わせてつくられたものです。弾性率特性と、自然骨に適合するように調整された分解率特性で、生体吸収性インプラントの性能を高め、医療機器分野のお客様に貢献したいと考えています」と、バイオマテリアル部門の責任者アンドレアス・カラウ(Dr. Andreas Karau)はコメントしています。

(このプレスリリースは2018年4月17日にドイツで発表されたものを翻訳しています)

 

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  • エボニック インダストリーズについて

    エボニックはスペシャルティケミカルの世界的リーダーの1つです。専門性の高いビジネス、顧客中心の革新的な技術力、信頼できるパフォーマンス志向の企業文化は、エボニックの企業戦略の根幹であり、収益性の高い成長と持続的な企業価値向上に貢献します。エボニックが優位性を誇るマーケットから企業利益の多くはもたらされています。100カ国以上で事業を展開し、2017年度は36,000人以上の従業員を有し、総売上高は144億ユーロ、EBITDA(金利・税金・償却前利益)は23億6000万ユーロを計上しました。

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    ニュートリション&ケアは、エボニックニュートリション&ケアGmbHが主導しており、日常生活に欠かせない日用品、畜産動物の栄養、ヘルスケアに関する製品を提供しています。このセグメントは約8,200名の従業員を有し、2017年度は約45億ユーロの売上を計上しました。

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