Press release

エボニック、事業のサステナビリティ分析を推進

2017年5月10日
  • 2016年度売上高の半分は資源利用効率化に貢献する製品から

  • 環境関連目標の達成へ着実な進展

  • サプライチェーンの持続可能性:EcoVadis社*によるゴールド評価を再取得

スペシャルティケミカル企業のエボニック インダストリーズ(本社:エッセン、ドイツ)は、事業のサステナビリティ(持続可能性)分析を推進しています。この分析はエボニックのケミカル事業全体を対象に、省エネ、温室効果ガス排出量・水消費量・廃棄物の削減など、応用段階にある資源利用効率化製品による貢献を調査するものです。2016年の分析によると、エボニックの事業売上高の約50%は資源利用の効率化を明らかに実現する製品から構成されていることがわかりました。具体例として、家畜飼料用アミノ酸、作動油用添加物、建造物の外壁を保護する機能性シランなどが挙げられます。分析手法は、2017年春に社外監査による妥当性を確認されたうえでエボニックから公表されています。www.evonik.com/sustainability-analysis

持続可能な事業活動と責任ある行動は、エボニックのビジネスモデルの要です。エボニックのサステナビリティ担当執行役のトーマス・ヴェッセルは「環境と社会に対して責任ある行動をとること、従業員、お客さま、投資家やビジネスパートナーの皆さまとの関係において事業の成功を日々追及することは不可分の関係にあり、当社はそれを実践しています」と述べています。サステナビリティはお客さまが購入判断をするにあたり重要な基準であり、長年にわたってエボニックの成長をけん引してきました。

省エネ・節水対策の効果
エボニックは2013年から2020年までの期間で意欲的な環境目標を掲げています。2012年を基準として、特定の温室効果ガス排出量をメートルトンで12%削減、特定の取水量10%削減を目指しています。 

2016年には、温室効果ガス排出量は前年比6%減、取水量は13%も削減しました。この改善は、エボニックのマール・ケミカル・パークにおける省エネ・節水対策と構造改革が実を結んだ結果です。同事業所の発電設備は旧式の石炭発電から効率性の高いガス・蒸気タービン発電に置換され、CO2排出量を年間最大28万メートルトン削減します。

「エボニックにおける安全」イニシアチブの定着
労働安全とプラント安全、すなわち従業員、地域住民、環境を保護する取り組みは、エボニックにおいて売上高と利益に優先します。「安全を大切にする文化を強化する取り組みの一環として、最高の安全基準を維持するために一人ひとりの従業員が果たすべき義務を指針として示しています」とトーマス・ヴェッセルは述べています。2016年のエボニック従業員の事故発生頻度は1.2件でした。会社が設定した上限1.3件は下回ったものの、前年度の実績1.0件をやや上回る結果になりました。事故発生頻度とは、当社従業員および当社の直接的な管理下にある請負業者従業員が関係する100万労働時間当たりの事故件数です。安全への取り組みにより、生産施設のプロセス安全性も大幅に向上しています。 

サプライチェーンの透明性と持続可能性を支援
エボニックは安全・衛生・環境保護・労働の分野に高い基準を設定しており、これらの基準はサプライヤーにも適用されています。業界のイニシアチブTogether for Sustainability*(TfS:サステナビリティのための協力)を通してエボニックは持続可能な調達のための統一基準を順守しています。格付機関EcoVadis社による定期的なTfS評価も受けており、2017年も昨年と同じくゴールド評価を取得しました。 

サステナビリティ実績に対する表彰
2016年はエボニックのサステナビリティ活動にとって実りある1年でした。権威ある「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)ワールド」と「DJSIヨーロッパ」の構成銘柄に初めて選定されました。さらにドイツ持続可能賞(German Sustainability Award)では、「研究部門」での受賞と、ドイツで最も持続可能な大企業5社に選定されるという2つの栄誉を得ることができました。 

サステナビリティレポートを充実させ再開
エボニックは、グローバル・レポーティング・イニシアチブが定める厳密なガイドラインを採用し、2016年度からサステナビリティレポートの作成を再開しました。報告文書は、エボニックにとって重要な意味を持つ活動分野に合わせて体系化されています。さらに、ガバナンスとコンプライアンス、バリューチェーンと製品の分野を中心に、エボニックのサステナビリティ実績に関する指標、目標値、情報を追加し、報告内容の充実を図っています。 

2016年度サステナビリティレポートはwww.evonik.com/reponsibilityで、事業のサステナビリティ分析に用いた手法の概要はwww.evonik.com/sustainability-analysisでご覧ください。

*EcoVadis社は、110カ国、150業種に及ぶサプライヤー企業を対象に、「環境」、「社会(労働環境・人権等)」、「公正な事業活動」、「サプライチェーン」分野における企業の方針、施策、実績について評価を行っています。

* Together for Sustainabilityは、ヨーロッパに本拠を置くグローバル化学企業6社のCPO(最高調達責任者)らにより2011年に設立された、持続可能な調達の推進を目的とするイニシアチブ。現在、19社が参加しています。

(本プレスリリースは2017年4月27日にドイツで発表されたものを翻訳しています。)

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Contact

菅田 まり

マネジャー

  • エボニック インダストリーズについて

    ドイツのクリエイティブな産業グループであるエボニックは、スペシャルティケミカルの世界的リーダーです。ニュートリション&ケア、リソース エフィシエンシー、パフォーマンス マテリアルズの部門で事業を展開しています。エボニックの強みは、革新的な技術力と統合的な技術プラットフォームです。 エボニックは100ヶ国以上で事業を展開し、2016年度は35,000人以上の社員を有し、総売上高は約127億ユーロ、EBITDA(金利・税金・償却前利益)は約21.65億ユーロを計上しました。

  • 免責事項

    このプレスリリースに記載されている見通しや期待、または将来の予測に関する記述は、既知または未知のリスクと不確実性を含む可能性があります。実際の結果や発展は事業環境の変化により異なる場合があります。エボニック インダストリーズ AGはこのリリースに含まれる見通し、期待、記述に関して、更新の義務を負いません。