Press release
Japan
December 14, 2012

エボニック グループとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 東松島市 矢本東保育所 開所式を開催

・ 延床面積679.04㎡、保育児童120人受け入れ可能な、東松島市最大の
 保育所に
・ 市の基幹保育所として、保育環境改善に寄与
・ 宮城県内の公共施設では例を見ない、再生可能エネルギー“地中熱”を
 利用した、環境に配慮した保育施設


エボニック グループ(以下、エボニック)は公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、SCJ)とともに、宮城県東松島市において被災した矢本東保育所を再建し、去る12月3日、開所式を開催しました。
本事業は、東日本大震災で被災した矢本東保育所の移設にともない園舎を新築するもので、エボニックと震災後より東松島市で子ども支援の実績のあるSCJの協働により建設されました。

式は阿部秀保 東松島市長や五野井敏男 東松島市議会議長臨席の元でおこなわれ、無事に完成したことを祝うと共に、矢本東保育所の年長と年中組の児童による感謝の言葉や歌のプレゼントがありました。在日エボニック グループ代表であり、エボニック デグサ ジャパン代表取締役社長のウルリッヒ・ジーラーは、「エボニックからの支援は世界中のエボニック グループの社員からの義援金によるものです。被災地の子どもたちを助けようという彼らの強い思いが、こうして子どもたちの笑顔つながったのを見ることができて非常にうれしい。当グループとしてはハードの提供だけではなく、今後もソフトの支援を継続しておこなっていきたい」と話し、引き続き地域のサポートを続けることを約束しました。

当保育所は、床面積679.04㎡を誇る東松島市内最大規模の保育施設として今後、市内の保育所の再編、保育環境改善に寄与していきます。また地中熱を利用したヒートポンプエアコンを一部採用し、環境未来都市に選定された東松島市にふさわしい保育施設として、今後も多くの児童を育んでいくことが期待されます。
日本におけるエボニック グループとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは今後も、次世代を担う子どもたちのサポートを通じて、被災地域の復興への支援をおこなっていきます。 


東日本大震災復興支援チャリティーマッチ
2011 年5 月17 日、ドイツのデュイスブルグにおいてエボニックがメインスポンサーのボルシア・ドルトムントと欧州で活躍する日本人選手によるチャリティーマッチがおこなわれました。
欧州選抜チームには当時ドルトムントに在籍していた香川選手、また内田選手や長谷部選手などが名を連ね、被災地復興を呼びかけました。その際の収益金も今回の建設に寄与しています。