エボニック、社外パートナーとの共同研究開発を強化
• ECRPは、優れた科学者とのネットワークを構築する新しいアプローチ。
• 2013年のスタートは大成功:現在3つのパートナーシップ契約を交渉中。
6月中旬、エボニック インダストリーズは、Evonik Call for Research Proposal
(ECRP)と題し、さまざまな大学および研究機関の優れた科学者に対して、3つの課題を提示してその解決のアイデアを募集する取り組みを開始しました。
このプログラムの応募の締め切りは本年11月30日です。この新しいアプローチにより独創的なアイディアの提案を集め、最終的に共同研究プロジェクトにつなげていきたいと考えています。
エボニックのチーフイノベーションオフィサー(CIO)であるピーター・ナグラー博士は、「かつてない程にイノベーションのサイクルが短く、複雑になっている状況に対応すべく、社外パートナーとの共同研究開発の強化を進めています」と述べています。
スペシャルティケミカル企業であるエボニックは、このアプローチを2013年に初めて実践しました。エボニックのイノベーションネットワーク&コミュニケーションズのトップであるゲオルグ・ウンブリンク博士は次のように述べています。「初回のECRPにご参加いただいた教授の方々からは大変ご好評をいただきました。皆様からこの新しいアプローチが歓迎され、再び参加したいとの関心を寄せていただきました」。シアン化水素を原料に使用しないメチオニンの合成法に関する3つの提案は非常に優れていたため、ヘルス&ニュートリション部門は提案いただいた教授の方々とパートナーシップを結ぶべく具体的な協業について話し合いを進めています。
今回のECRPの募集テーマは、矯味剤に関する新技術(ヘルス&ニュートリション部門)、極限状態で断片化した潤滑油添加剤の定量分析手法(コーティングス&アディティブズ部門)、バリア性に優れた薄くて透明な層をウエットプロセスで作る技術(クレアビス:戦略的イノベーション部門)の3つです。大学および研究機関に所属する研究者で興味のある方は、提案申請書及び参加規則をe-メールでご請求いただけます。
(eメールアドレス : ECRP@evonik.com)
(このプレスリリースは2014年6月23日にドイツで発表されたものの翻訳版です)
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