Press release
Japan
August 26, 2013

エボニック グループ、「子ども化学実験ショー」で東北を継続支援

• 岩手・宮城の11ヶ所の児童クラブ・保育所の子どもたち、158名を対象
• エボニック製品を使った実験を通じて子どもたちに化学の面白さを伝える
• 2011年7月より東北被災地で「子ども化学実験ショー」を継続的に開催
• これまでに宮城県、岩手県の沿岸地域約800人の子どもたちが参加
 

日本におけるエボニック グループ(代表:ウルリッヒ・ジーラー)は8月2日から7日まで、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)と協同で東日本大震災復興支援活動の一環として、岩手・宮城両地域の児童クラブと保育所の子どもたち158名を対象に、子ども化学実験ショー「粉マジックで迷路を作ろう!」を実施しました。
子どもたちはエボニック グループで製造しているシリカ(二酸化珪素)を使用し、社員ボランティアの指導のもと4種類の実験を通じてシリカの特性を学ぶと共に、化学の力がどのように暮らしの身近な所で役立てられているか理解を深めました。
SCJとエボニック グループは2011年7月に東日本大震災の復興支援に関して包括的な取り組みを協同でおこなうことに合意し、SCJによる学童保育指導員サポート活動にエボニック グループが協力する形で、これまでに今回を含め宮城県・岩手県の学童・保育所で764人の子どもたちを対象に化学実験ショーを実施しました。
本活動は単に化学の面白さを伝えるだけではなく、被災した子どもや家族の日常性の回復を目指すと同時に、親が安心して働くための環境を提供する役割も果たしている、学童保育の活動をサポートすると共に、被災地で遊び場が制限されている子ども達に普段とは違った体験で楽しい時間を提供することで、被災地域の方々を支援することを目的に活動を行っています。
日本におけるエボニック グループは、引き続き東日本大震災の被災地域の子どもたちに「子ども化学実験ショー」を通じて笑顔あふれる時間を提供し支援を行ってまいります。 


日本におけるエボニック グループの実験ショーについて
日本におけるエボニック グループでは、2007年より「化学の面白さ」や「私たちのすぐそばで貢献している化学」を子どもたちに伝えるべく、化学実験ショーを行っています。エボニック グループの事業所や工場近隣の小学校、高校、子ども会などへ社員ボランティアが出向き、グループ会社の地域貢献活動の一環として化学実験ショーを開催し、これまでに実施した実験ショーは103回、参加した子どもたちは約2,100名になります。2011年よりセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと協力し、化学実験ショーを東日本被災地の子どもたちに提供しています。
エボニックは、この実験を通して子どもたちが「体験」「発見」「感動」することで学習に対する意欲を高め、化学の力が生活の身近なところで活躍していることを理解し、今後とも化学に興味を持つとともに、日々の生活で自ら観察したり、疑問を持ったりするきっかけを提供していきたいと思います。