モノシラン事業の解消と四日市工場の閉鎖について
エボニック モノシラン ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:ウルリッヒ・ジーラー)は本年9月30日を持って大陽日酸株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:川口恭史)とのモノシランガスに関する共同事業を解消し、その後四日市工場を閉鎖することを決定しましたので、お知らせします。
記
1. 閉鎖の理由
国内における薄膜シリコン型太陽電池市場が壊滅的な状況に加え、国内外の液晶パネル市場の悪化によるモノシランガス需要が大幅に減退したこと。
2. 今後の対応
a) スケジュール
• 2012年秋 生産終了
• 生産終了後すみやかに工場閉鎖に向けた作業を開始します。
b) 日本におけるエボニック グループの事業について
• 日本におけるエボニック グループ各社・各事業部による他の国内ビジネスは影響を受けません。
• 日本アエロジル株式会社四日市工場における製造は今後も継続します。
c) 従業員について
従業員支援プログラムを用意し、全面的にサポートをしていく予定です。
3. 四日市工場の概要
a) 生産量: モノシランガス 1,000トン
b) 従業員数: 約50人
c) 所在地: 三重県四日市市石原町1番23
以上
エボニック インダストリーズについて
ドイツのクリエイティブな産業グループであるエボニックは、スペシャルティケミカルの世界的リーダーです。私たちの活動はヘルス・ニュートリション、エネルギー効率化、グローバリゼーションといった世界のメガトレンドに集中しており、企業の有益な成長と企業価値の増大は私たちが目指す戦略の大事な根幹となります。エボニックは革新的なプロセスと統合的な技術プラットフォームを強みとしています。
エボニック インダストリーズは世界100ヶ国以上で活動しており、2011年度は33,000人以上の社員を有し、総売上高は145億ユーロ、EBITDA(金利・税金・償却前利益)は28億ユーロを計上しました。
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