エボニック、カネカへアクリル系プラスチック添加剤およびプラスチゾル事業を売却
エボニック インダストリーズ(本社:ドイツ・エッセン、会長:クラウス・エンゲル)は、ドイツ・ヴェセリングにある2ヵ所の製造工場を含む、アクリル系プラスチック添加剤およびプラスチゾルの事業を売却することを合意する文書を買い手である株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:菅原 公一)と締結しました。今回の合意によって、ヴェセリングにいる社員約30人が影響を受けますが、引き続き業務を継続する方法で進めております。また今回の合意は最終的には反トラスト当局の承認を待つこととなります。
ヴェセリングで製造されるプラスチック添加剤は塩化ビニル樹脂(PVC)やエンジニアリングプラスチックの加工助剤や強化剤として使用されます。プラスチゾルは自動車業界において塩化ビニル系代替のアンダーボディーコートやボディーシーラーとして使用されます。
以上
(これは2011年6月24日にドイツで発表されたリリースの和訳です)
エボニック インダストリーズについて
エボニック インダストリーズはドイツのクリエイティブな産業グループです。私たちのコアビジネスであるスペシャルティケミカルでは世界的リーダーとなっています。また発電事業や不動産部門も保有しています。私たちの業績は創造性・専門性・自己革新力・信頼性によって作り上げられています。
エボニック インダストリーズは世界100ヶ国以上で活動しており、2010年度は34,000人の社員を有し、総売上高は133億ユーロ、EBITDA(金利・税金・償却前利益)は24億ユーロを計上しました。
免責事項
このプレスリリースに記載されている見通しや期待、または将来の予測に関する記述は、既知または未知のリスクと不確実性を含む可能性があります。実際の結果や発展は事業環境の変化により異なる場合があります。エボニック インダストリーズ AGはこのリリースに含まれる見通し、期待、記述に関して、更新の義務を負いません。