エボニック、カリフォルニア・サプライヤーズデーでスキンケア向け アクティブ原料を発表
エボニック ニュートリション＆ケア （本社：ドイツ、エッセン）ケアソリューションズ部は、10月2、3日に開催されたカリフォルニア化粧品技術者会主催のイベント｢サプライヤーズデー｣で敏感肌向けの新たな製品 「ROVISOME® Sensitive NG」を発表しました。
エボニックはグローバルな化粧品原料サプライヤーであり、エボニックが成長の原動力としているヘルス＆ケア分野でもその存在感を高めるべく目標を掲げ尽力しています。ROVISOME® Sensitive NGに応用されている化粧品成分のデリバリー技術により、ケアソリューションズ部の製品範囲がさらに拡大します。今回の発表は、スキンケア市場における消費者ニーズに対応した先端スペシャルティケミカル技術を明確に打ち出したものとなります。
深層まで届く敏感肌ケア
敏感肌は消費者の関心が高まっているテーマで、日本では、56%の女性が自分は敏感肌であると思っています。環境、ストレス、一部の化粧品成分など、肌への刺激要素に対する意識は高まっており、その実例も報告されています。消費者は肌を守る製品を求めており、敏感肌対応への関心は強くなっています。
ROVISOME® Sensitive NGは、エボニックのROVISOME® NGデリバリーシステムの技術を活用し、カレンデュラやカンゾウエキスを表皮の深部まで届け、より深い、根本レベルで肌を整える働きをします。この製品は、紫外線などの刺激を受けた後に現れるマーカーを軽減させるという研究報告があります。特筆すべきは、一般に皮膚刺激性があるとされるレチノールと一緒にROVISOME® Sensitive NGを使用した際、刺激マーカーが軽減するとともに、肌の赤みも軽減したというIn Vivo試験の結果が報告されているということです。つまり、従来の処方系を変えずに、より敏感肌向けに製品を調整することが可能になるかもしれません。中国の規制に準拠した原料でもあり、有効成分の効果および生物学的利用能を増進させる高度なプラットフォームであるROVISOME® NGデリバリーシステムを活用することでこのようなパフォーマンスが可能となります。
「ROVISOME® Sensitive NGは敏感肌をターゲットにするメーカーにとって理想的な選択です。これだけで皮膚の目に見える刺激および目に見えない刺激、両方を軽減できるのみならず、レチノールなどの『ヒーロー』（主要）成分の刺激性を軽減する効果があるため、ブランドの既存製品ラインを最小限の再調整のみで敏感肌向けにも展開を検討できます」とアクティブ原料グローバルマーケティングマネジャーのイーレイ・フー（Yilei Fu）はコメントしています。
本製品についての情報は、intoBeauty.evonik.comにて公開されています。
（このプレスリリースは2019年9月26日にドイツで発表されたものを翻訳しています）
エボニック インダストリーズについて
エボニックはスペシャルティケミカルの世界的リーダーの1つです。専門性の高いビジネス、顧客中心の革新的な技術力、信頼できるパフォーマンス志向の企業文化は、エボニックの企業戦略の根幹であり、収益性の高い成長と持続的な企業価値向上に貢献します。エボニックが優位性を誇るマーケットから企業利益の多くはもたらされています。100カ国以上で事業を展開し、2018年度の従業員が32,000人を超える継続事業の売上高は133億ユーロ、EBITDA（金利・税金・償却前利益）は21.5億ユーロを計上しました。
ニュートリション＆ケア部門について
ニュートリション＆ケアは、エボニックニュートリション＆ケアGmbHが主導しており、日常生活に欠かせない日用品、畜産動物の栄養、ヘルスケアに関する製品を提供しています。このセグメントは約8,200名の従業員を有し、2018年度は約46億ユーロの売上を計上しました。
免責事項
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