Press release
Japan
September 30, 2021

エボニックと理研鼎業、イノベーション創出に向け共創契約を締結

エボニック インダストリーズ(本社:ドイツ、エッセン、以下、エボニック)と株式会社理研鼎業(本社:埼玉県和光市、以下、理研鼎業)は、このたび、国立研究開発法人理化学研究所(本部:埼玉県和光市、以下、理研)の科学者や研究拠点との情報交換や交流を行うため共創契約を締結しました。これを通じ、両社は未来社会における理想的で健全な環境を生み出す新しいコンセプトを探求します。

エボニックは、理研との対話を通じイノベーションの可能性について検討します。まず、理研発スタートアップをターゲットに据え、互いが持つ技術、研究リソースをもとにイノベーションのシーズを見出せるかを検討します。すでに「ヘルスケア」、「デジタライゼーション」のテーマで関連するスタートアップと議論を開始しました。さらに、エボニックは理研の研究開発ネットワークとの共創イノベーションの可能性に向けた積極的な取り組みを計画しています。

 

株式会社理研鼎業代表取締役社長 油谷好浩は、「この度のエボニック様との共創契約締結は、理研鼎業の産業連携活動の一つである理研発スタートアップとの協業を中心に大いに期待しており、連携を密に活動を進めます」とコメントしています。

 

日本におけるエボニック グループ代表 フロリアン・キルシュナーは、「エボニックにとって、イノベーションは成長の要です。日本におけるイノベーションネットワークを拡大するために、日本最大の総合研究所である理化学研究所とともに活動できることを非常に嬉しく思います」とコメントしています。

 

 

 

株式会社理研鼎業について

科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の定めるところにより、理研の完全子会社として 2019 年 9 月 5 日に設立。理研鼎業は産学連携事業等を管轄し、理研の研究成果の迅速な社会還元及びイノベーションの創出をミッションとする。詳しくはhttp://www.innovation-riken.jp 参照。

エボニック インダストリーズについて

エボニックは、100ヵ国以上で事業を展開するスペシャルティケミカルの世界的リーダーの1つです。2020年度は、122億ユーロの売上、19.1億ユーロの営業利益(調整後EBITDA)を計上しました。

革新的で収益性の高い持続可能なソリューションをお客様に提案するために、私たちは化学のその先を目指します。「毎日の暮らしを豊かに」という同じ目的のもと、33,000人以上の社員が働いています。

 

アジア・パシフィック・リージョンについて

エボニックは、世界経済を牽引し、イノベーションの宝庫であるアジア・パシフィック・リージョンで更なるビジネスの成長を目指しています。2020年度は、28.4億ユーロの売上を計上し、50以上の製造拠点で5,000人以上の社員が働いています。

免責事項     

このプレスリリースに記載されている見通しや期待、または将来の予測に関する記述は、既知または未知のリスクと不確実性を含む可能性があります。実際の結果や発展は事業環境の変化により異なる場合があります。エボニック インダストリーズ AGはこのリリースに含まれる見通し、期待、記述に関して、更新の義務を負いません。