Press release
Coating Additives
June 1, 2021

コーティング・印刷インク業界向けの新たなナレッジシェア・プラットフォーム

エボニック、「COATINO® キャンパス」を提供開始

エボニック インダストリーズ(本社:エッセン)は、塗料およびコーティングに関する豊富なノウハウを「COATINO® キャンパス」というプラットフォームを通じて、コーティング・印刷インク業界全体と共有しています。

コーティングアディティブス部 は、この新しいナレッジシェア・プラットフォームで、初心者から専門家までを対象に、添加剤や処方に関する包括的な情報を提供し、消泡剤や艶消し剤などに関する双方向型eラーニング、ライブイベント、専門家による講義、ラボビデオ配信などを幅広く実施しています(登録料、利用料とも無料)。

COATINO® キャンパスでは、ユーザーが自分の知識レベルや興味に合わせ、さまざまなコンテンツに登録することができます。また、トレーニングコースの修了に必要な時間や受講スピードを自分で決めることができます。さらにeラーニングコースの修了者には、コース修了証明書が発行されます。このように、お客様の新入社員教育をサポートすると同時に、専門家にも新しい詳細な知識を習得できる環境をコーディングアディティブス部は提供します。

同部の責任者であるガエタノ・ブランダ(Gaetano Blanda)は、次のように述べています。「ダイナミックなフォーミュレーションネットワークであるCOATINO®の傘下のCOATINO® キャンパスを通じて、サービスの提供をさらに拡大していきます。私たちはお客様やパートナーと共に、COATINO®ファミリーの製品を使って、エキサイティングな発見の旅を続けています。新しい製品やサービスを継続的に開発することで、コーティング・印刷インク業界のお客様の処方に対するサポートを向上させていきます。」

このプラットフォームでは、従来のeラーニングコンテンツに加え、オンラインとオフラインを組み合わせたいわゆる「融合型学習」の手法を取り入れながら、コーティング技術の背景情報も提供しています。また、コーティングアディティブス部の新製品に関する資料も充実しているため、ユーザーはいつでも同部の製品ポートフォリオに関する最新情報にアクセスすることができます。

プロジェクトマネージャーであるスザンヌ・ストラック(Susanne Struck)は、「もちろん、COATINO® キャンパスは、当社のコーティング専門家によるサポートに取って代わるものではありません。むしろ、このプラットフォームのおかげで、お客様はいつでも自分で学ぶことができ、さらに必要に応じて、当社に直接コンタクトをすることができるのです」と説明しています。

この新しいナレッジシェア・プラットフォームに加え、COATINO®のフォーミュレーションネットワークは、AIを利用した製品推奨、音声コントロール、フォーミュレーションアシスタント機能をすでに提供しており、さらに新しいサービスの開発も進んでいます。「お客様が処方開発のどの段階にあっても、添加剤の選定から最適な処方検討、応用技術のサポートに至るまで、常に適切なサポートを行います」とストラックはコメントしています。

このナレッジシェア・プラットフォームは、塗料・コーティング業界の企業だけでなく、自発的に学びたい学生や研修生も対象としています。

ご興味のある方は、campus.coatino.comから無料でご登録いただけます。

(本プレスリリースは、2021年5月20日にドイツで発表されたものを翻訳しています。)

エボニック インダストリーズについて

エボニックは、100ヵ国以上で事業を展開するスペシャルティケミカルの世界的リーダーの1つです。2020年度は、122億ユーロの売上、19.1億ユーロの営業利益(調整後EBITDA)を計上しました。革新的で収益性の高い持続可能なソリューションをお客様に提案するために、私たちは化学のその先を目指します。「毎日の暮らしを豊かに」という同じ目的のもと、33,000人以上の社員が働いています。

アジア・パシフィック・リージョンについて

エボニックは、世界経済を牽引し、イノベーションの宝庫であるアジア・パシフィック・リージョンで更なるビジネスの成長を目指しています。2020年度は、28.7億ユーロの売上を計上し、50以上の製造拠点で5,000人以上の社員が働いています。

免責事項

このプレスリリースに記載されている見通しや期待、または将来の予測に関する記述は、既知または未知のリスクと不確実性を含む可能性があります。実際の結果や発展は事業環境の変化により異なる場合があります。エボニック インダストリーズ AGはこのリリースに含まれる見通し、期待、記述に関して、更新の義務を負いません。