エボニック、IPPE 2019でメチオニン試験の結果を発表
エボニック インダストリーズ(本社:ドイツ、エッセン)は、アメリカ・アトランタで開催予定のIPPE(国際生産・加工博覧会)で、家畜飼料に含まれる異なるメチオニン源の相対的栄養価について継続中の議論を取り上げた報告書を新たに発表します。
本報告書の「最近実施されたブロイラー試験の結果は、メチオニン源について2018年に欧州食品安全機関(EFSA)が発表した科学的意見書と合致するとともに、実験手法の妥当性を証明する」という論文は、エボニック ニュートリション&ケアのアンドレアス・レメ(Andreas Lemme)ならびにビクトル・ナランホ(Victor Naranjo)によって書かれたもので、異なるメチオニン源を多様な成育パラメーターにより検証を行っています。
IPPE 2019ではこの報告書を発表するだけではなく、MetAMINO®の
メチオニンヒドロキシアナログ遊離酸(MHA-FA)に対する、より優れた栄養価を簡易に確認できるように設計された製品PROXYMet™を紹介しています。このPROXYMet™を使用することで、数多くの研究や試験で発表されているMetAMINO®の優れた生物有効性をお客様自ら検証することが可能となりました。
「MetAMINO®に切り替えることで、大幅なコスト削減を実現しつつ最適なパフォーマンスを達成することが可能になります。そして、たった650gのMetAMINO®で1,000gのMHA-FAと同じ栄養価を達成できます。これ以外にも、MetAMINO®には取り扱い易さ、混和性の向上、飼料生産におけるバッチサイクルの短縮といった利点もあります」とアニマルニュートリションのセールスシニアバイスプレジデントを務めるアルフレッド・ペトリ(Alfred Petri)はコメントしています。
さらに、エボニックのブースでは、原料納入時にその未粉砕サンプルを分析できる当社の新サービスAMINONIR®Advancedの最新版、および大豆製品の品質を正確に評価するエボニックの新サービスAMINORED®2.0を紹介する予定です。
(このプレスリリースは2019年1月22日にドイツで発表されたものを翻訳しています)
エボニック インダストリーズについて
エボニックはスペシャルティケミカルの世界的リーダーの1つです。専門性の高いビジネス、顧客中心の革新的な技術力、信頼できるパフォーマンス志向の企業文化は、エボニックの企業戦略の根幹であり、収益性の高い成長と持続的な企業価値向上に貢献します。エボニックが優位性を誇るマーケットから企業利益の多くはもたらされています。100カ国以上で事業を展開し、2017年度は36,000人以上の従業員を有し、総売上高は144億ユーロ、EBITDA(金利・税金・償却前利益)は23億6000万ユーロを計上しました。
ニュートリション&ケア部門について
ニュートリション&ケアは、エボニックニュートリション&ケアGmbHが主導しており、日常生活に欠かせない日用品、畜産動物の栄養、ヘルスケアに関する製品を提供しています。このセグメントは約8,200名の従業員を有し、2017年度は約45億ユーロの売上を計上しました。
免責事項
このプレスリリースに記載されている見通しや期待、または将来の予測に関する記述は、既知または未知のリスクと不確実性を含む可能性があります。実際の結果や発展は事業環境の変化により異なる場合があります。エボニック インダストリーズ AGはこのリリースに含まれる見通し、期待、記述に関して、更新の義務を負いません。