エボニック、飼料分析のNIRテクノロジーをモバイル化
エボニックインダストリーズ(本社:ドイツ、エッセン)は、世界に先駆けてアミノ酸をはじめとする検量線に対応した携行型NIR(近赤外)サービス「AMINONIR® Portable 」を発表しました。
- 現場での飼料原料と配合飼料の分析を可能にしたAMINONIR® Portableを業界のリーダー・エボニックがお届け
- サンプルの調製不要
- 数分で信頼できる結果
- 原料マネージメントと飼料品質の向上
AMINONIR® Portableを利用することで、ユーザーは研究室ではなく現場で、飼料とその原料のエネルギー量と栄養素、および原料に含まれるアミノ酸の信頼できる測定値を把握することができます。片手で持ち運びができるデバイスをユーザーのタブレットやスマートフォンと連携させ、モバイル通信ができる環境と、一握りの飼料または原料さえあれば、サンプルの調製は不要です。ほぼどのような場所でも、数分以内に品質を見極めることができます。
「家畜の飼養効率と畜産におけるエコロジカルフットプリントは、原料や飼料の栄養の質に大きく左右されます」と、エボニック アニマルニュートリション部 サービスマーケティングの責任者 ステファン・マック(Dr. Stefan Mack)は述べています。「私たちは、お客様が最適な飼料、原料を追求できるよう今までもサポートをしてきました。この度、世界初の包括的なモバイルソリューションをご提供します。従来、研究室だけでの分析に頼っていると難しかった飼料生産における重要局面でのタイムリーな品質チェックと方針決定を可能にします。」
AMINONIR® Portableは、ブロイラー、採卵鶏、豚や養殖魚に与えられる40種類以上の飼料原料および混合飼料の分析に利用でき、これは、エボニックが25年にわたり提供してきた、近赤外(NIR、near-infrared)分光法のAMINONIR®サービスの適用範囲を大幅に拡大するものです。
本サービスの詳細については、お近くのエボニックの担当者にお問い合わせください。
(本プレスリリースは、2020年12月3日にドイツで発表されたものを翻訳しています。)
エボニック インダストリーズについて
エボニックは、100ヵ国以上で事業を展開するスペシャルティケミカルの世界的リーダーの1つです。2019年度は、131億ユーロの売上、21.5億ユーロの営業利益(調整後EBITDA)を計上しました。革新的で収益性の高い持続可能なソリューションをお客様に提案するために、私たちは化学のその先を目指します。「毎日の暮らしを豊かに」という同じ目的のもと、32,000人以上の社員が働いています。
アジア・パシフィック・リージョンについて
エボニックは、世界経済を牽引し、イノベーションの宝庫であるアジア・パシフィック・リージョンで更なるビジネスの成長を目指しています。2019年度は、28.7億ユーロの売上を計上し、50以上の製造拠点で5,000人以上の社員が働いています。
ニュートリション&ケア部門について
ニュートリション&ケア部門の事業の焦点は、健康と生活の質にあります。 医薬品有効成分、医療用機器、ヒトと動物向けの栄養、パーソナルケア、化粧品、家庭用洗浄剤などの差別化されたソリューションを開発しています。 これらの弾力性のある最終市場で、2019年度は29.2億ユーロの売上を計上し、約5,300人の社員が働いています。当部門は、エボニック オペレーションズGmbHの一部です。
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