エボニック、スロバキアで新たなバイオテクノロジー拡張プロジェクトに着工
エボニック インダストリーズ(本社:ドイツ、エッセン 以下「エボニック」)は、スロバキアのスロベンスカ・ジュプチャ(Slovenská Ľupča)にあるエボニック・フェルマス(Fermas)社において、新たなバイオテクノロジー拡張プロジェクトの起工式を行いました。
- 医薬品原薬受託製造事業に8,000万ユーロ規模の投資を行い、新たな一歩
- 先進的な精密発酵プラットフォームを強化し、持続可能な工業規模での生産を推進
- 操業開始は2028年初頭の予定、50名の新規雇用を工場で創出
本プロジェクトは、エボニックのバイオテクノロジー基盤を拡充し、医薬品原薬事業の受託製造サービスを強化する約8,000万ユーロ規模の投資における重要なマイルストーンです。操業開始は、2028年初頭を予定しています。
この投資により、同拠点に最先端のダウンストリーム発酵技術が導入され、複雑な医薬品中間体の開発および製造能力が向上します。今回の拡張プロジェクトを通じて約50名の新規雇用を創出し、エボニックの主要なバイオテクノロジー拠点としてのエボニック・フェルマス社の位置づけを一層確固たるものにします。
複雑な分子の持続可能な生産を実現
取締役兼カスタム・ソリューション(Custom Solutions)の最高執行責任者(COO)を務めるローレン・ケルセン(Lauren Kjeldsen)は、「今回の起工は、当社のバイオテクノロジー・プラットフォーム拡大戦略における重要な一歩です。私たちは、お客様に革新的でスケーラブルかつ持続可能な製造ソリューションを提供していきます。バイオテクノロジーは、経済成長とサステナビリティがいかにして両立し得るかを実証するものです」と述べています。
バイオテクノロジーは、医薬品製造分野でその重要性が高まっており、高度な発酵技術によって複雑な分子の製造を可能にしています。従来の化学合成と比較して、発酵プロセスは有機溶剤の使用量を削減し、製造工程で生じる廃棄物を最小限に抑えることで、特定の医薬品中間体においてよりサステナブルな製造を可能にします。エボニック・フェルマス社はすでに100%グリーン電力で操業しており、一部の製造工程では再生可能かつ認証された原材料を使用しています。同社でジェネラルマネージャーを務めるミロスラフ・ハヴリーク(Miroslav Havlik)は、「この投資は、当社のバイオテクノロジー分野に対する強いコミットメントと、イノベーションを工業化拠点としてのスロバキアへの信頼を示すものです」と述べています。
近年で2度目となる大型投資
今回の拡張プロジェクトは、エボニック・フェルマス社が30年以上にわたり培ってきた発酵技術の専門知識を基盤としています。同拠点は、1992年の設立当初はアミノ酸の製造を行っていましたが、現在では、医薬品、パーソナルケア、ニュートリションおよびスペシャルティケミカル分野を支える戦略的なバイオテクノロジー製造拠点となっています。近年、世界初となる工業規模でのラムノリピッド系バイオ界面活性剤生産工場の立ち上げに成功するなど、エボニックのバイオテクノロジーに関する取り組みにおいても重要な拠点となっています。また、地元の大学と緊密な関係を維持しており、優秀なエンジニアを安定して確保するとともに、活発なイノベーション・エコシステムを支えています。
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プレスリリースおよび画像へのリンク
エボニックのバイオテクノロジーと発酵技術について
(本プレスリリースは、2026年9月 14日付で本社から発行されたプレスリリースを翻訳しています。)
エボニックインダストリーズについて
エボニックは、ドイツのエッセンに本社を置く世界的な化学企業です。革新的な強みと最先端の技術的専門知識を組み合わせ、化学のその先を目指しています。100カ国以上で事業を展開し、2025年度は141億ユーロの売上、19億ユーロの利益(調整後EBITDA)でした。業界をリードする力強いパフォーマーとして、オーダーメイドの製品とソリューションでお客様に決定的な競争優位性を提供します。「毎日の暮らしを豊かに」という同じ目的のもと、約31,000人の社員が働いています。
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